~骨盤底の基礎~ 知っておいてほしいこと
元々今回の記事は「~骨盤底にまつわる誤解~ 知っておいてほしいこと」というタイトルの予定でした。この記事では骨盤底や骨盤底筋について一般的に信じられていることを紹介し、それが真実なのか、あるいはただの思い込みなのかを明らかにしていこうと思っていたからです。
ところが、骨盤底についてSNSで質問してみると、大半の人が骨盤底とは何か、どこにあるのか、なぜ大切なのかについてもよく知らないため、そもそも「誤解や思い込み」と呼べるものがないことが分かりました。
そこで、今回のタイトルに変更した、という経緯があります。
~骨盤底の基礎~ 知っておいてほしいこと
骨盤底・骨盤底筋とは
骨盤底についてWebサイトで検索してみると、「”体幹”と呼ばれる筋肉群の土台」であると書かれています。
骨盤底筋は骨盤の中にあり、恥骨(前)から尾骨(後ろ)、そして左右にハンモックのように広がっています。
なぜ骨盤底は必要なのか
骨盤底筋は、膀胱、腸、子宮を支えてコントロールするのを手助けしています。用を足したり、おならをしたりといった体のニーズをコントロールしたり、妊娠中の赤ちゃんを支えたり、また性的興奮にも影響を与えたりと、とても重要な役割を果たしています。
もうお分かりのように、とても大事な筋肉なのです。
骨盤底・骨盤底筋は女性特有のもの?
男性にも骨盤底・骨盤底筋は存在しています。
男性の骨盤底筋はペニスの根本から尾骨まで伸びています。女性の骨盤底筋同様、膀胱と腸を支えてコントロールしたり、性的興奮にも影響を与えています。
骨盤底・骨盤底筋が何か分かったところで、さて何をする?
なぜ骨盤底をケアしたほうがいいのか、そしていつ始めるのか
女性は若いうちからスキンケア、ダイエット、エクササイズや医療行為によって、若さを維持するために肌や体の外側をケアしたほうがいいと言われます。
30歳のときには20歳に、40歳や50歳のときには30歳に見えるようにすべき、との広告を目にし、ほぼ毎日、腕、お腹、太もも、足を引き締め、顔のスキンケアに`かっさや美顔ローラーを取り入れたりしてきました。しかし、私たちは自分の若さを保つことのできる、ある筋肉を無視してしまったようです。
それが骨盤底筋です。
思い出してください。骨盤底筋は用を足したりおならをコントロールする能力をつかさどり、また鍛えられた骨盤底筋によって素晴らしいセックスができるとも言われているのです。
ところが、骨盤底筋も他の筋肉と同じく、年齢や時間の経過によって弱り、伸びていくことで、次のような不調の原因となります。
尿漏れ
性的感覚の減退
骨盤内臓器脱
あるデータによると、女性の3人に1人が骨盤底障害を経験しているとのこと。ごく一般的な疾患であるように聞こえますが、実際には予防することが可能です。骨盤底筋のエクササイズは他の筋肉と同じように、鍛えれば鍛えるほど強くなります。
何歳であろうと、エクササイズを始めるのに遅すぎるということはありません。
自分の骨盤底が強いか弱いか知る方法
自分の骨盤底筋が強いか弱いかわからない場合はこちらの質問をしてみましょう。
Q.ダンス、スキップ、ジャンプ、ランニングをした時、咳やくしゃみをしたとき何が起こりますか?
A. 何も起こらない
B.少し尿漏れ、便漏れがあったり、おならが出たりしてしまう(時々/常に)
もし答えがBの場合でも、全く恥ずかしがることありませんのでご心配なく。前述のように、それはよくある症状ですが、予防可能なのです。どのように骨盤底筋を強化することができるのか、是非最後まで読み進めてください。
答えがAだった場合、何も心配いりません。しかし、将来の自分のため、またメンテナンスのために骨盤底筋を強化し続けることにデメリットはありません。
骨盤底を鍛えるためにできること
映画「セックス・アンド・ザ・シティ」を見たことがあれば、ケーゲル体操が骨盤底筋を強化するベストな方法であることをご存じですね。サマンサ・ジョーンズが証明してみせたように、誰でもどこでも実践することができます。
骨盤底筋を締めて、リラックスしてという動作を毎日のルーティンにしてしまいましょう。尿をただ我慢するように意識するのではなく、膣の筋肉をおしりの筋肉の方までぎゅーと締めあげてから、解放してリラックスさせます。
1日3セットのケーゲル体操を行ってみましょう。動かそうとしている筋肉に意識を集中させ、頭の中で「膣、尾骨」と唱えながらやってみましょう。
最初は違和感があると思いますが、言葉に集中すればするほど、正しい筋肉を動かすことができるようになっていきます。
- 膣を3秒間おしりの方へぐっと引き込む
- 5秒間リラックスする
- 1-2の動きを更に4セット続ける
慣れるまでには少し時間がかかるでしょう。もし、何らかの痛みや不快感を感じた場合はエクササイズを中止してください。(免責事項をご参照ください)
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これからは骨盤底筋の健康にも気を使ってみませんか?体の内側からも、自信を感じられるようになるでしょう。
免責事項:私たちは医療の専門家ではありません。膀胱、腸に何らかの症状がある場合や、ケーゲル体操中に不快感や痛みを感じた場合は医師の診察を受けることをお勧めします。